2015/10/20

ConEmu + PuTTYでSSHクライアントを快適に使う(Windows版)

photo by CyberHades

Webアプリの開発をする上で、コマンドプロンプトでgulpやgitコマンド、SSHクライアントをよく使うようになった。コマンドプロンプトやSSHクライアントを複数立ち上げるので、ウィンドウの切り替えが面倒くさい。

そこでConEmuというWindowsコンソールエミュレータを導入した。


ConEmuの使い方と設定、ConEmuでPuTTYを使う方法をまとめていく。
以下の環境、ツールのバージョンを使用する。
  • Windows7 64bit
  • ConEmu 151006 x64(インストーラ版 ※ポータブル版でもOK)
  • PuTTY ごった煮版


ConEmuのインストール


ConEmuとは、WindowsコンソールエミュレータでコマンドプロンプトやPowerShellなどをタブ化するツール。
今までWindows標準にコマンドプロンプトしか使ってない人が使ったら、たぶん感動すると思う。それくらい便利なツール。たぶん。



1. fosshub.com からConEmuのインストーラをダウンロードする
※ ポータブル版の場合は以下の手順は不要。 .7zを解凍して終わり。

2. ダウンロードした ConEmuSetup.xxxx.exe を実行し、インストールを開始する
3. インストール時に32bit版と64bit版が選択できるので、自分の環境に合わせて選択する

4. 「Next」をクリックしてインストールを進める

5. 利用規約に同意し、「Next」をクリックする

6. 必要に応じて変更し、「Next」をクリックする(デフォルトのままでOK)

7. インストールの準備ができたら「Install」をクリックする

8. インストールが完了したら「Finish」をクリックする



ConEmuの初期設定を行う


私がインストール直後にした設定内容を紹介する。


1. はじめてConEmu.exeを実行すると初期設定画面がでるが、あとで変更できるので「OK」をクリックする

2. メニューバーあたりを右クリックして、「Settings」をクリックする

3. 「Main」の「Main console font」を自分の好きなフォントに変える
  私の場合は「Ricty Diminished Discord」を使用している。
  ※ ちなみに日本語環境で使う場合は「Monospace」はチェックを外しておいたほうが良い

4. 「Main > Size & Pos」の「Pad size」を変更する。
  ココを変更すると、コンソールと文字の間に隙間があく。

5. 「Main > Appearance」の「Hide caption always」にチェックを入れる。
  これでタイトルバーが非表示になる。(非表示になっても問題なく使える)

6. 「Fuatures > Colors」の「Schemes」を好きなテーマに変更する。
  私の場合は「Solarized Git」を使用している。



PuTTYごった煮版のインストール


PuTTY ごった煮版からインストーラをダウンロードし、インストールする


ConEmuでPuTTYを使えるようにする


ここではPuTTYを使おうとしているが、もちろんTeraTermなどでもOK。

1. メニューバーあたりを右クリックして、「Settings」をクリックする

2. 「Startup > Tasks」から「+」をクリックする

3. Task nameに「Putty」、Commandsに「インストールフォルダ\putty.exe -new_console -load "yoursavedsession"」と入力し、「Save settings」をクリックする

4. メニューバーの+ボタン右の▼ボタンをクリックし、{Putty}をクリックする

5. 下図のようConEmu上でPuTTYが使えるようになる


以上

written by @bc_rikko

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