そんな私が、どのようにして合格を使いとったか、その勉強法とオススメの参考書を紹介する。
↓証拠↓
基本情報技術者試験で使用した参考書
午前対策: キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
とにかくわかりやすく、おもしろい!
この本を2週読んでそれでも「わからない」というのであれば、残念ながらあなたには情報処理に向いていないと断言できるほどにわかりやすい!
筋立てがされており、この技術が「なぜ」重要なのかがわかる。
いわゆる「合格」のための参考書ではなく、「知識を身につける」ための参考書だ。
とくに本書が気に入っている点は、アルファベットの略語をそのまま覚えろというのではなく、
「MIPSは"Million-Instructions Per Second"、日本語に直すと「百万命令 / 秒」だから50MIPSと言われたら、1秒間に5,000万回の命令が可能だ。」のように懇切丁寧に説明されているためすぐ覚えられる。
このように略語を「意味から覚える」ため、計算方法を忘れてしまっても、略語から正式名称を考え、計算方法を見つけ出すことができる。
ただ、本書だけでは試験の70%程度しかカバーできないため、深く知りたい場合は他の参考書で補う必要がある。
あと通勤時に読むと、イラストが多いためちょっと恥ずかしくなるのが難点だw
エヴ●とかガ●ダムとかのイラストが出てきた時にはさすがに吹いたw
過去問: 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
見開きで、左側に問題、右側に回答というスキマ時間に勉強する人にとっては大変ありがたい。
過去4回分の問題が収録されており、また公式サイトには過去2回分の問題がPDFで公開されている。
若干解説が雑なところもあるが、それは「キタミ式」で補うと丁度良い。
B5サイズで3cmほどの厚さがあるので、通勤時は良い筋トレになったw
その他:基本情報技術者 合格教本
入社当初に初めて買った基本情報技術者の参考書。
あの頃は平成2x年度だったのか……(遠い目
ハッキリ言うと、説明不足!
私には合わなかった。
例えば、キタミ式では「MIPS」の正式名称から日本語訳、計算方法まで懇切丁寧に解説されていたが、本書は「MIPS:それは1秒間に実行できる命令数を百万命令単位で表したもの」たったこれだけしかなかった。
本を良い進めて言っても「MIPS」って結局どんな意味なの?と疑問に思いながら学習を進めなければならず、苦痛だった。
しかし、「キタミ式」より手広くカバーしており、2冊目の参考書としてはオススメできる。
目標を明確に!
あなたは、なぜ基本情報技術者試験を受験しようと思ったのでしょうか?
就職・転職に役立つから?
会社(上司)に言われたから?
報奨金・資格手当が欲しいから?
とりあえず持っておいたほうがよいから?
私は「時間ではなく技術を売る技術者になりたい」という目標がある。
その目標の過程に「基本情報技術者試験」があっただけ。
明確な目的(将来のビジョン)を持つことは、モチベーション維持のために重要だ。
目標を達成するための最適な手段
受験した目標は、前述の通り。
目標を達成する過程に「基礎的な知識を身につける」があった。
その手段として「基本情報技術者試験」が最適がと思い、受験を決意した。
だから、「合格する」ための勉強ではなく、「基礎的な知識を身につける」勉強法をしてきた。
もし「合格する」ことが目標なら、確実に60点とれる学習にすべきだ。
わからない分野は切り捨て、時間がかかる計算問題も切り捨てる。
自分が思っている以上に捨てても、案外60点はいく。
目標を明確にすることで、達成するために最適な手段を見つかる。
通学・通勤時間はゴールデンタイム
1日を見返し、安定して時間が確保できる時間帯を探した。
平日は、仕事の都合でほとんど時間が確保できない。
休日は、平日の疲れを癒し、遊びたい。
と考えていたら、1日40~50分ポカンと開いた時間帯に気づいた。
それが通勤時間だ。
片道:20~30分、1日:40~60分、1週間:300分(=5時間)
週末5時間も勉強なんてやる気がでないが、通勤時間に置き換えてみると気にならない。
どうせ通勤時間なんて、Twitterと車窓から見える風景、中吊り広告、お姉さんしか見ていない。
見る先を参考書に変えただけで、1週間で5時間分の学習ができる。
インプット < アウトプット の学習バランス
私の場合、学習期間は約3ヶ月。
参考書を2週読んで、最後の1ヶ月で過去問題を解いた。
失敗だった。もっと早く過去問を取り組んでいれば、午後問題の点数がもっと上がったと思う。
理想の学習方法は、以下のとおり。
- 学習初期は、インプット重視
- 参考書読み終わったら、インプットよりちょっとアウトプット重視
- 学習終盤は、過去問題を利用したアウトプット重視
「アウトプット」を重視することで、脳に定着すると共に、自分の弱点を早期発見できる。
さいごに
平成26年度 春期 基本情報技術者試験は、「セキュリティ」についての問題が重視されていた。
午後問題も、1問目(必須)に「セキュリティ」の問題が取り上げられるほど。
過去問4回分やったが、初めて見る問題もチラホラあり、油断は許されない。
また、選ぶ参考書によって、学習が楽しくもなり苦痛にもなる。
Amazonのレビューばかりではなく、実際に書店に足を運んで選ぶとハズレも少なくなるだろう。
みなさんには、是非自分に合う参考書を見つけて欲しい。
以上
written by @bc_rikko
0 件のコメント :
コメントを投稿