2024/02/13

「フロントエンドのモデル駆動設計」の見解(場外編)


背景

2023年12月、さくらのテックランチというイベントで「フロントエンドの複雑さに立ち向かう 〜 DDD と Clean Architecture を携えて 〜」という発表をした。ありがたいことに多くの人に見ていただき、(観測範囲では)好意的な意見をいただいた。その影響は大きく「現場から学ぶモデル駆動の設計」という勉強会を主催されている方の目にとまり、座談会メンバーとしてオファーをいただき2024年2月1日に参加してきた。

がっつりカンペを用意したのだが、時間の都合や流れ的に話せなかったことがあるので、4年ぶりにブログを更新しようと思う。

座談会は「バックエンドエンジニアがフロントエンド開発するときの悩み」というテーマで、以下のようなトピックがあった。

  • フロントエンドの学び方
  • バックエンドの知識をフロントエンドに応用できるか
  • UIコンポーネントの設計方法
  • ステートレスとステートフル
  • テストの手法
  • 質疑応答

2019/12/17

rsyncの悲劇 〜本番環境を消し飛ばす前に覚えておきたいこと〜


この記事は本番環境でやらかしちゃった人 Advent Calendar 2019 17日目の記事です。


はじめまして、ダーシノ(@bc_rikko)です。

突然ですが、懺悔します。
私は転職して10ヶ月で2回も本番環境をぶっ飛ばしました。お客様をはじめ、関係各位には多大なるご迷惑をおかけしたことを、ここでお詫び申し上げます。


1回目は2015年11月27日、入社27日目のこと。
gitの設定ミスにより壊れたブランチをmasterにforce pushしてしまい、CIが流れて本番環境が壊れた。原因はpush.defaultなのだが、詳しくはすでに記事を書いているのでそちらを読んでほしい。
2回目は翌年9月1日、入社してちょうど10ヶ月たった日のことだ。
またしても本番環境をぶっ飛ばした。しかも、前回より盛大に……。

タイトルにもあるようにrsyncコマンドが原因だ。
当記事では、この「rsyncの悲劇」を二度と繰り返さないために原因・対策を共有したい。


勘の鋭い方は「rsync」と「本番環境でやらかしちゃった」という組み合わせでオチにお気づきと思いますが、しばらくの間お付き合いください。