今では「これがないと仕事できない!」とまで思えるフリーソフトを紹介する。
SIerで働いている人に、特におすすめする。
もちろんSI業界以外の方でも、便利だと思っていただけると思う。
※ Windows7 32bit、64bitで動作確認済み。
Google 日本語入力
Google 日本語入力言わずと知れたGoogleが提供しているIME
MicrosoftのIMEでは、誤変換されたり、補完されなかったりとストレスが溜まる。
こういう小さなストレスの積み重ねは、作業効率を大幅に下げてしまう。
それらを解決してくれるのが、「Google 日本語入力」だ。
自動補完や変換が強力だが、私がよく使うのは英語変換。
発音はわかるけど、綴りがわからないという経験はないだろうか?
そんなときに日本語で「てくのろじー」と入力すると「Technology」と変換してくれる。
綴りを調べるために、わざわざ検索する手間が省ける。
他にも、「きょう」「あさって」「げつよう」「いま」のように入力して、日付や時間を入力するときにも重宝している。
Atom
Atom
GitHub製のテキストエディタ。
見た目もカッコよく、拡張機能も充実している。
オープンソースなので、有志によって日々進化を続けている。
以前までSublimeText3を使っていたが、試用版のまま使い続けるのに罪悪感を覚え、最近Atomに乗りかえた。
欠点をあげるとすると…
- 動作が重い
- Windows環境だと不安定なPackageがある
- 64bitOSに対応していない(自分でビルドすればできるけど)
まだ発展途上のエディタなので、今後のアップデートに期待したい。
いまなら、先日発表されたVisualStudioCodeもありかも。
サクラエディタ
サクラエディタ
国産のテキストエディタ。
フリーソフト禁止のサーバでも、なぜかコイツだけはインストールされていたりする。
SIer業界でのシェアでは、秀丸エディタに次ぐテキストエディタかもしれない。
AtomやSublimeTextを使っていても、サクラエディタが手放せない理由は2つ。
1つは、日本製なだけあって、日本語に強い。
もう1つは、なんといっても強力なキーマクロを搭載していること。
SublimeTextだと「検索」などの特殊な操作は、キーマクロに含めることができない。
サクラエディタだと、「検索」だろうが文字編集だろうが、なんだってマクロにできる。
セカンダリエディタとして、活躍の場は十分にある。
Craft Launch
Craft Launch
コマンドライン型のランチャー。
キーボードだけで、アプリケーションの実行や計算などができる。
実行時にパラメータを渡すこともできるので、自作のバッチを起動するのにも使える。
実行するディレクトリだって指定できる。
そして、とにかく軽い!
Craft Launch自体にスタートアップに登録する機能がついていないので、Windowsのスタートアップフォルダにショートカットを入れておくことをおすすめする。
ClipX / Clibor
ClipX / Clibor
ClipXは、海外製のクリップボード拡張ソフト。
コピーした文字列や画像を一時的に補完し、再利用することができる。
貼り付けするときに間違って「Ctrl+C」を押してしまい、またコピーしなおさなきゃいけない、こんなときに使える。
国産のCliborという有名なクリップボード拡張ソフトもあるが、ClipXには他には代用できない魅力がある。
それは、画像ファイル(スクリーンショットとか)も履歴に保持できることろだ。
SIerで良くある、画面のハードコピーを撮って、Excelに貼り付ける作業に有効だ。
ClipXを使えば、一度に複数のハードコピーを撮って、Excelに次々に貼り付けることができる。
いちいち画面とExcelを行ったり来たりしなくて済む。
プラグインを使えば、定型文の登録もできるがクッソ使いづらいのでおすすめできない。
画像の履歴も保持したいならClipX、定型文を使いたいならCliborをおすすめする。
かざぐるマウス
かざぐるマウス
国産のマウスジェスチャーソフト。
右クリックをしならがドラッグするだけで、さまざまな操作ができる。
マウスジェスチャー以外にも設定しだいでいろいろ使える。
私がよく使う設定は、
- 中クリック(ホイールクリック)でウィンドウを閉じる
- ホイールの加速度にあわせてスクロール幅を変える
- Shift+左クリックでウィンドウを常に前面表示にする
- 非アクティブウィンドウでも、マウスオーバーでスクロールできる
かゆいところに手が届く便利なツールだ。
ただ、開発終了、公式サイト閉鎖という闇の一面もあるので注意。
UWSC
UWSC
国産のWindows自動化ソフト。
Windows上での操作はほとんど記録・再生ができる。
バッチファイルやスクリプトを書く前に、いったん試してみると良い。
さらに、面倒ではあるが自分でスクリプトを書いて実行することもできる。
過去に、Accessから全てのオブジェクトをエクスポートし、Subversionの最新バージョンと比較し、差異があればメール通知するプログラムを作ったことがある。
メインはVBScript(WSH)、Access操作はUWSC、メール通知はC#。
これをタスクスケジューラに登録して実行していた。
WinShot
WinShot
スクリーンキャプチャソフト。
[PrtSc]や[Alt+PrtSc]でスクリーンショットを撮ると、あとでトリミングしたりと面倒なことが多い。それを解決してくれるのがWinShotだ。
私がよく使うのは、矩形選択とコントロール選択。
マウスカーソルも一緒にキャプチャできるので、簡易エビデンスをつくるのに最適だ。
(どのボタンを押下したか赤枠で囲わなくてもすむ)
画面のハードコピーをExcelに貼り付ける仕事が大好きなSIerには、必須のソフトだろう。
先に紹介した「ClipX」と併用することで、効率を格段にあげることができる。
ちなみに、自宅でブログを書くときはWinShotより、Evernote製のSkitchを使っている。
WinMerge
WinMerge
定番のファイル比較ソフト。
WindowsではFCコマンドでファイルを比較できるが、かなり面倒だし、時間がかかる。
WinMergeがあれば、フォルダ配下のファイル全て比較や、比較しながらマージ編集ができる。
プラグインを使えば、Excelの比較もできる。
MDIE
MDIE
国産のタブ型のファイラ。
Windows標準のエクスプローラだと、あっというまにタスクバーがフォルダでいっぱいになってしまい、フォルダ間の移動もままならなくなってしまう。
そんなときにおすすめするのが、タブ型ファイラ。
まめFileやAs/Rほど機能は充実していないが、軽量でサクサク動く。
ファイラとして十分な機能は備わっているので心配はいらない。
私の場合は、GTDでタスク管理をしているので、以下のようにフォルダをつくり、タブで表示している。
- 00_inbox
- 10_work
- 20_wait
- 30_documents
- 40_dairy
- 50_weekly
- 60_monthly
- 80_tools
- 90_archive
ただ開発終了してからずいぶん経つので、新しいファイラを見つけたいと思っている。
巷で噂のCloverは、私の環境ではバグって、うまく動作しないことがある。
なくてもいいけど、あったらいいな
- Google Chrome(ブラウザ)
- 7-Zip(アーカイバ)
- Ricty(PG用フォント)
- gdipp(フォントレンダラ)
- ILSpy(C#/VB.NETの逆コンパイラ)
- SQLConvert(SQL整形)
- A5:SQL Mk-2(SQL開発ツール)
→ Oracleならosqleditが良いいけどシェアウェアなので除外
みなさんのおすすめフリーソフトを教えてください!
よく使ってるフリーソフトを10個に絞って紹介してきた。
中にはすでに開発が終了し、10年近く経っているソフトもある。
みなさんが使っているフリーソフトがあれば、コメントなりTwitterなりで教えてください。
特に軽くて軽くて軽いファイラを教えてください!
以上
written by @bc_rikko
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