2015/05/11

Windowsで作業効率化するためのおすすめフリーソフト 10選

SIerで5年間働いている間、作業を効率化するためにいろんなフリーソフトを試してきた。
今では「これがないと仕事できない!」とまで思えるフリーソフトを紹介する。

SIerで働いている人に、特におすすめする。
もちろんSI業界以外の方でも、便利だと思っていただけると思う。

※ Windows7 32bit、64bitで動作確認済み。




Google 日本語入力

Google 日本語入力

言わずと知れたGoogleが提供しているIME

MicrosoftのIMEでは、誤変換されたり、補完されなかったりとストレスが溜まる。
こういう小さなストレスの積み重ねは、作業効率を大幅に下げてしまう。

それらを解決してくれるのが、「Google 日本語入力」だ。


自動補完や変換が強力だが、私がよく使うのは英語変換。

発音はわかるけど、綴りがわからないという経験はないだろうか?
そんなときに日本語で「てくのろじー」と入力すると「Technology」と変換してくれる。
綴りを調べるために、わざわざ検索する手間が省ける。


他にも、「きょう」「あさって」「げつよう」「いま」のように入力して、日付や時間を入力するときにも重宝している。



Atom


Atom

GitHub製のテキストエディタ。

見た目もカッコよく、拡張機能も充実している。
オープンソースなので、有志によって日々進化を続けている。

以前までSublimeText3を使っていたが、試用版のまま使い続けるのに罪悪感を覚え、最近Atomに乗りかえた。

欠点をあげるとすると…
  • 動作が重い
  • Windows環境だと不安定なPackageがある
  • 64bitOSに対応していない(自分でビルドすればできるけど)

まだ発展途上のエディタなので、今後のアップデートに期待したい。
いまなら、先日発表されたVisualStudioCodeもありかも。



サクラエディタ


サクラエディタ

国産のテキストエディタ。

フリーソフト禁止のサーバでも、なぜかコイツだけはインストールされていたりする。
SIer業界でのシェアでは、秀丸エディタに次ぐテキストエディタかもしれない。

AtomやSublimeTextを使っていても、サクラエディタが手放せない理由は2つ。

1つは、日本製なだけあって、日本語に強い。
もう1つは、なんといっても強力なキーマクロを搭載していること。

SublimeTextだと「検索」などの特殊な操作は、キーマクロに含めることができない。
サクラエディタだと、「検索」だろうが文字編集だろうが、なんだってマクロにできる。

セカンダリエディタとして、活躍の場は十分にある。



Craft Launch


Craft Launch

コマンドライン型のランチャー。

キーボードだけで、アプリケーションの実行や計算などができる。
実行時にパラメータを渡すこともできるので、自作のバッチを起動するのにも使える。
実行するディレクトリだって指定できる。
そして、とにかく軽い!

Craft Launch自体にスタートアップに登録する機能がついていないので、Windowsのスタートアップフォルダにショートカットを入れておくことをおすすめする。



ClipX / Clibor


ClipX / Clibor

ClipXは、海外製のクリップボード拡張ソフト。

コピーした文字列や画像を一時的に補完し、再利用することができる。
貼り付けするときに間違って「Ctrl+C」を押してしまい、またコピーしなおさなきゃいけない、こんなときに使える。

国産のCliborという有名なクリップボード拡張ソフトもあるが、ClipXには他には代用できない魅力がある。
それは、画像ファイル(スクリーンショットとか)も履歴に保持できることろだ。


SIerで良くある、画面のハードコピーを撮って、Excelに貼り付ける作業に有効だ。
ClipXを使えば、一度に複数のハードコピーを撮って、Excelに次々に貼り付けることができる。
いちいち画面とExcelを行ったり来たりしなくて済む。

プラグインを使えば、定型文の登録もできるがクッソ使いづらいのでおすすめできない。

画像の履歴も保持したいならClipX、定型文を使いたいならCliborをおすすめする。



かざぐるマウス


かざぐるマウス

国産のマウスジェスチャーソフト。

右クリックをしならがドラッグするだけで、さまざまな操作ができる。

マウスジェスチャー以外にも設定しだいでいろいろ使える。
私がよく使う設定は、
  • 中クリック(ホイールクリック)でウィンドウを閉じる
  • ホイールの加速度にあわせてスクロール幅を変える
  • Shift+左クリックでウィンドウを常に前面表示にする
  • 非アクティブウィンドウでも、マウスオーバーでスクロールできる

かゆいところに手が届く便利なツールだ。
ただ、開発終了、公式サイト閉鎖という闇の一面もあるので注意。



UWSC


UWSC

国産のWindows自動化ソフト。

Windows上での操作はほとんど記録・再生ができる。
バッチファイルやスクリプトを書く前に、いったん試してみると良い。

さらに、面倒ではあるが自分でスクリプトを書いて実行することもできる。


過去に、Accessから全てのオブジェクトをエクスポートし、Subversionの最新バージョンと比較し、差異があればメール通知するプログラムを作ったことがある。

メインはVBScript(WSH)、Access操作はUWSC、メール通知はC#。
これをタスクスケジューラに登録して実行していた。



WinShot


WinShot

スクリーンキャプチャソフト。

[PrtSc]や[Alt+PrtSc]でスクリーンショットを撮ると、あとでトリミングしたりと面倒なことが多い。それを解決してくれるのがWinShotだ。

私がよく使うのは、矩形選択とコントロール選択。
マウスカーソルも一緒にキャプチャできるので、簡易エビデンスをつくるのに最適だ。
(どのボタンを押下したか赤枠で囲わなくてもすむ)

画面のハードコピーをExcelに貼り付ける仕事が大好きなSIerには、必須のソフトだろう。
先に紹介した「ClipX」と併用することで、効率を格段にあげることができる。


ちなみに、自宅でブログを書くときはWinShotより、Evernote製のSkitchを使っている。



WinMerge


WinMerge

定番のファイル比較ソフト。

WindowsではFCコマンドでファイルを比較できるが、かなり面倒だし、時間がかかる。
WinMergeがあれば、フォルダ配下のファイル全て比較や、比較しながらマージ編集ができる。

プラグインを使えば、Excelの比較もできる。



MDIE


MDIE

国産のタブ型のファイラ。

Windows標準のエクスプローラだと、あっというまにタスクバーがフォルダでいっぱいになってしまい、フォルダ間の移動もままならなくなってしまう。
そんなときにおすすめするのが、タブ型ファイラ。

まめFileやAs/Rほど機能は充実していないが、軽量でサクサク動く。
ファイラとして十分な機能は備わっているので心配はいらない。

私の場合は、GTDでタスク管理をしているので、以下のようにフォルダをつくり、タブで表示している。
  • 00_inbox
  • 10_work
  • 20_wait
  • 30_documents
  • 40_dairy
  • 50_weekly
  • 60_monthly
  • 80_tools
  • 90_archive

ただ開発終了してからずいぶん経つので、新しいファイラを見つけたいと思っている。
巷で噂のCloverは、私の環境ではバグって、うまく動作しないことがある。



なくてもいいけど、あったらいいな




みなさんのおすすめフリーソフトを教えてください!


よく使ってるフリーソフトを10個に絞って紹介してきた。
中にはすでに開発が終了し、10年近く経っているソフトもある。

みなさんが使っているフリーソフトがあれば、コメントなりTwitterなりで教えてください。
特に軽くて軽くて軽いファイラを教えてください!


以上

written by @bc_rikko

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