2014/06/28

恋に落ちるエディタSublimeText vs 恋に落ちない私

華の(自称)19歳女子大生というのに、未だ恋に落ちたことがない。
そんな私の前に突如として現れた「恋に落ちるエディタ」、Sublime Text。

鋼鉄メイデンの私が、そんなエディタごときに恋に落ちるわけがない。

ということで、Sublime Textのあら探しをしてみた。




Sublime Text をインストールする





ideaHackerさんのエントリを参考に、Sublime Text 3 をインストールした。

個人的にメニューなどは日本語化しない方が使いやすかったため、デフォルトのまま。英語の勉強にもなると思うし!

その他のサイトも参考にして、最初にインストールしたPackageは以下のとおり。

  • All Autocomplete - オートコンプリートの強化
  • BracketHighlighter - タグやクォーテーションの開始-終了をハイライト
  • ConvertToUTF8 - 日本語の文字化け対策
  • CursorRuler - カーソル位置で縦線を表示
  • IMESupport-Master - 日本語のインライン入 力を可能にする(導入してもちょっと動作が気持ち悪いが…)
  • Markdown Extended - Markdown内コードのシンタックスハイライト
  • Monokai Extended - Markdownのシンタックスハイライト


Packageのインストール / アンインストールの方法


インストールは、「Shift + Ctrl + p」→「Packeage Control: Install Package」でPackageを選択。
アンインストールは、「Shift + Ctrl + p」→「Packeage Control: Remove Package」で消したいPackageを選択。




細かな設定を行う



設定は、「Preference」→「Setting - User」で行う。JSON形式で書くため、GUIに慣れている人は苦労するかも。

スペースやタブの見える化「"draw_white_space":"all"」


現在行のハイライト「"highlight_line":true」




Sublime Text のアラ探し



さて、設定は終わった。 次は、恋に落ちないためにコイツのアラ探しを行う!
正妻の「Sakura Editor(以下、Sakuraという)」を基準に比較していく。

さぁ、私をどうやって恋に落としてくれるのかね?


1.Greap機能の不満


Sakuraにはない、Grep/Replaceは評価できる。 Grepも前後数行一緒に一覧化してくれるのも評価しよう。

が、しかし!!


Grep結果が画面したにでるのだが、Escキーを押すと消えてしまう。もう一度表示させるには、再度Grepしなければならない。

Grep対象のファイル数が多いとまた待たなければならない。
よし、まず一つ見つかった。

この調子で、どんどんdisっていくぞ!

訂正:2014/07/01
Grep検索のときに「Use Buffer」ってのを選択すると、検索結果がテキストエディタ上に展開される。しょっぱなからやっちまった…。




2.列番号(文字数)がない


Sakuraには、画面上部に列目盛りがある。 パッとみただけで、何文字あるか把握できるのはかなり重要だ。

が、しかし!!

コイツにはない! 
文字数を数えるには、文字列を選択しなければならない。

この一手間が残念だ。 ふむ、二つ見つかったな…。



3.フリーカーソルモードがない


Sakuraは共通設定でフリーカーソルモードを選択できる。 このフリーカーソル、プログラムのコメントのインデントを揃えるときに役に立つ。

が、しかし!!

コイツにはフリーカーソルモードがない!
残念だったね、三つ目だよ。



4.連続した重複行の削除ができない


Sakuraは、範囲選択し「Alt + M」で重複行を削除することができる。 大量データを扱うときなど、この機能はかなり重宝する。

が、しかし!!

コイツには重複行の削除ない! 
ソートはできてもマージできなきゃ…四つ目だ。

訂正:2014/11/07
ツールバーの[Edit]>[PermuteLine]でマージできた…。


5.キーマクロで「検索」を含められない


コイツにもキーマクロはあり、ある程度のことはできる。

が、しかし!!

キーマクロは「検索」の動作が記録できない。 

これがめっちょ不便。
ん?もちろんできるよ、そう、Sakura Editorならね。

どうだ、五つ目だ。



6.矩形選択の動作がキモイ


普通に矩形選択ができる。

が、しかし!!

矩形選択の動作がキモイ!

キモキモキモキモキモキモキモい!(汽車のポーズをしながら

具体的に言うと、左→右への選択は問題ない。
右から左へ矩形選択しようとすると、空白行があると全行の行終わりに移動してしまう。

六つ目、決まったな……。




恋に落ちるエディタ vs 恋に落ちたことがない私



結果発表!

ダララララララr


ジャン!!


「恋に落ちました!」



「落ちた」というより、「叩き落とされた」衝撃だった。
アラ探しをしたけれど、デメリットを考慮しても、Sublime Textを使うメリットの方が大きい。 なんだよ、ツンデレかよ。

決定打は、「検索機能」と「カスタマイズ性」だ。




検索機能


自分用のプロジェクトを作り、「Ctrl + p」でプロジェクト内のファイル・メソッドなどなどの検索ができる。これがかなり強力だ!

IDEやWindows標準ファイル検索なんて使ってられなくなるほどに。

 

カスタマイズ性



Packageという拡張モジュールを入れるだけで、簡単に機能を強化・補強できる。
キーバインドも既存ショートカットだけでなく、独自のショートカットを設定することができる。(まだ弄っていないので詳しくは省略)

自分好みのエディタに調教できるというわけだ。



さいごに



自分でSublime(崇高な、雄大な)とか言ってるだけのことはある。
今後、Sublime Textをメインにし、足りない部分をSakuraで補う。

無料でも機能制限なく使うことができるが、気に入ったら開発者のためにも、自分のためにもライセンスを買おう!$70だから7,000円くらいかな。


さぁ、恋に飢えたあなた。 Sublime Textで恋に落ちてみませんか?


以上

written by @bc_rikko



参考サイト





0 件のコメント :

コメントを投稿