そんな私の前に突如として現れた「恋に落ちるエディタ」、Sublime Text。
鋼鉄メイデンの私が、そんなエディタごときに恋に落ちるわけがない。
ということで、Sublime Textのあら探しをしてみた。
Sublime Text をインストールする
ideaHackerさんのエントリを参考に、Sublime Text 3 をインストールした。
個人的にメニューなどは日本語化しない方が使いやすかったため、デフォルトのまま。英語の勉強にもなると思うし!
その他のサイトも参考にして、最初にインストールしたPackageは以下のとおり。
- All Autocomplete - オートコンプリートの強化
- BracketHighlighter - タグやクォーテーションの開始-終了をハイライト
- ConvertToUTF8 - 日本語の文字化け対策
- CursorRuler - カーソル位置で縦線を表示
- IMESupport-Master - 日本語のインライン入 力を可能にする(導入してもちょっと動作が気持ち悪いが…)
- Markdown Extended - Markdown内コードのシンタックスハイライト
- Monokai Extended - Markdownのシンタックスハイライト
Packageのインストール / アンインストールの方法
インストールは、「Shift + Ctrl + p」→「Packeage Control: Install Package」でPackageを選択。
アンインストールは、「Shift + Ctrl + p」→「Packeage Control: Remove Package」で消したいPackageを選択。
細かな設定を行う
設定は、「Preference」→「Setting - User」で行う。JSON形式で書くため、GUIに慣れている人は苦労するかも。
スペースやタブの見える化「"draw_white_space":"all"」
現在行のハイライト「"highlight_line":true」
Sublime Text のアラ探し
さて、設定は終わった。 次は、恋に落ちないためにコイツのアラ探しを行う!
正妻の「Sakura Editor(以下、Sakuraという)」を基準に比較していく。
さぁ、私をどうやって恋に落としてくれるのかね?
1.Greap機能の不満
Sakuraにはない、Grep/Replaceは評価できる。 Grepも前後数行一緒に一覧化してくれるのも評価しよう。
が、しかし!!
Grep結果が画面したにでるのだが、Escキーを押すと消えてしまう。もう一度表示させるには、再度Grepしなければならない。
Grep対象のファイル数が多いとまた待たなければならない。
よし、まず一つ見つかった。
この調子で、どんどんdisっていくぞ!
訂正:2014/07/01
Grep検索のときに「Use Buffer」ってのを選択すると、検索結果がテキストエディタ上に展開される。しょっぱなからやっちまった…。
2.列番号(文字数)がない
Sakuraには、画面上部に列目盛りがある。 パッとみただけで、何文字あるか把握できるのはかなり重要だ。
が、しかし!!
コイツにはない!
文字数を数えるには、文字列を選択しなければならない。
この一手間が残念だ。 ふむ、二つ見つかったな…。
3.フリーカーソルモードがない
Sakuraは共通設定でフリーカーソルモードを選択できる。 このフリーカーソル、プログラムのコメントのインデントを揃えるときに役に立つ。
が、しかし!!
コイツにはフリーカーソルモードがない!
残念だったね、三つ目だよ。
4.連続した重複行の削除ができない
Sakuraは、範囲選択し「Alt + M」で重複行を削除することができる。 大量データを扱うときなど、この機能はかなり重宝する。
が、しかし!!
コイツには重複行の削除ない!
ソートはできてもマージできなきゃ…四つ目だ。
訂正:2014/11/07
ツールバーの[Edit]>[PermuteLine]でマージできた…。
5.キーマクロで「検索」を含められない
コイツにもキーマクロはあり、ある程度のことはできる。
が、しかし!!
キーマクロは「検索」の動作が記録できない。
これがめっちょ不便。
ん?もちろんできるよ、そう、Sakura Editorならね。
どうだ、五つ目だ。
6.矩形選択の動作がキモイ
普通に矩形選択ができる。
が、しかし!!
矩形選択の動作がキモイ!
キモキモキモキモキモキモキモい!(汽車のポーズをしながら
具体的に言うと、左→右への選択は問題ない。
右から左へ矩形選択しようとすると、空白行があると全行の行終わりに移動してしまう。
六つ目、決まったな……。
恋に落ちるエディタ vs 恋に落ちたことがない私
結果発表!
ダララララララr
ジャン!!
「恋に落ちました!」
「落ちた」というより、「叩き落とされた」衝撃だった。
アラ探しをしたけれど、デメリットを考慮しても、Sublime Textを使うメリットの方が大きい。 なんだよ、ツンデレかよ。
決定打は、「検索機能」と「カスタマイズ性」だ。
検索機能
自分用のプロジェクトを作り、「Ctrl + p」でプロジェクト内のファイル・メソッドなどなどの検索ができる。これがかなり強力だ!
IDEやWindows標準ファイル検索なんて使ってられなくなるほどに。
カスタマイズ性
Packageという拡張モジュールを入れるだけで、簡単に機能を強化・補強できる。
キーバインドも既存ショートカットだけでなく、独自のショートカットを設定することができる。(まだ弄っていないので詳しくは省略)
自分好みのエディタに調教できるというわけだ。
さいごに
自分でSublime(崇高な、雄大な)とか言ってるだけのことはある。
今後、Sublime Textをメインにし、足りない部分をSakuraで補う。
無料でも機能制限なく使うことができるが、気に入ったら開発者のためにも、自分のためにもライセンスを買おう!$70だから7,000円くらいかな。
さぁ、恋に飢えたあなた。 Sublime Textで恋に落ちてみませんか?
以上
written by @bc_rikko
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